関東大震災後の11月、創業者初代社長瀧澤直治郎（新潟県柿崎町出身）が当時の本所原庭町28番地に於いて化粧品製造、一般油脂類の販売を業として「瀧澤勇昇堂」を屋号として創業開始。

油脂取扱部門を充実強化し、化粧品原料・石鹸原料等に販路を拡張。
特に、粉末石鹸の主要原料として主流を占めていた醤油副産油（醤油アブラ）を野田醤油株式会社（キッコーマン）の特約店の権利を取得、月々18リットル入り缶2,000～3,000缶を取扱い、活況を呈した。

事業拡張に伴い法人化。「合資会社瀧澤勇昇堂」となる。 第二次世界大戦への道を進むにつれ、化粧品原料も戦時物資統制下に入り割り当て配給制へ。 化粧品原料である植物油原料が減少する我が国において、当時の業界団体「日本化粧品工業統制組合」に加盟する各メーカーに向け、植物油全量の割当配給業務を弊社が代行。 その一方で、弊社従業員も順次徴兵動員される。

東京大空襲により、3ケ所の倉庫・工場及び本社社屋が全焼失。無尽に帰す。
終戦を機として、動員された従業員も帰還が始まる。

敗戦による極端な原料不足の折の中、油脂・原料等を取扱っていたルートからの供給を得て生産も徐々に向上、販路も全国的に拡大。

合資会社を株式会社瀧澤勇昇堂に組織及び名称改組。

「東信用組合」を設立。社長瀧澤直治郎が初代理事長に就任（昭和49年4月退任）。

「ネオポアン」ヘアクリームを開発、業界に先駆けて新発売。

化粧品部門強化のため、「株式会社瀧澤勇昇堂」を「株式会社うた椿」に社名改称。

油脂部門を分割、「有限会社黒ばら油脂」を設立。更に、増資を機に
「株式会社黒ばら本舗」に社名変更、化粧品専業へ。

我が国初のデオドラント「レッグフレッシュ」を開発、医薬部外品として発売。

社長瀧澤直治郎、勲5等雙光旭日章授与。

瀧澤直治郎が社長退任、会長に就任。
同時に瀧澤亮一が代表取締役社長に就任。

社長瀧澤亮一、東京都知事より薬事関係発展に寄与した功績により、感謝状授与。

こめぬか成分を配合した基礎化粧品「みはだ」ラインを発売し、スキンケア部門に参入。

純椿油発売。保険衛生に寄与した功績により、東京都知事より功労章授与。

薬事衛生における業務精巧により、厚生大臣より表彰状授与。

滝澤亮一が社長退任し会長に就任。同時に滝澤芳子が代表取締役社長に就任。

埼玉県羽生市羽生小松工業団地に倉庫建設。

「純椿油」ツバキオイルシリーズ発売（4アイテム）。

資本金3,500万円に増資。

墨田区本所に第二工場を完成。

創業90周年を迎える。

新配送センター及び新オフィス竣工。オフィス機能を移転

純椿油と椿オイルシリーズで、「すみだモダン」認証。

障がい者雇用に積極的に取り組む企業として認定をいただく。「優良申告法人」として表敬状を受領。

創業100周年を迎える。